三男誕生にともない現在育休モードで活動中です。
7月10日に三男が産まれ、現在育休(モード)に入っています。
上の子二人の時は妻が南相馬の実家にしばらく帰っていましたが
津波で流されてしまった今回は物理的にそれができないという問題もあります。
ただ、それ以上に積極的な意味付けでの育休を考えています。
厚労省の最新の発表によると
22年度の男性の育休所得率は1.38%と、
21年度の1.72%よりもダウンしています。
父親の育児参加に積極的なNPO法人ファザーリングジャパンの調査によれば
正式な制度としての育休でなければ数は遥かに多いようですが
それでも3日~1週間程度の短期がほとんどを占めるようです。
イクメンという言葉がもてはやされるようになったのはほんのここ最近のことですので
驚くほどのものではないのかもしれません。
かくいう私も、長男・次男と5年間育児はほぼ完全に妻任せで来てしまいました。
その間家事もほとんどしない。
恥ずかしい話ですが、三男誕生後2週間ほど経ち、
ようやく台所のどこに何が保管されているかを把握してきました。
これまではありがちな仕事人間でやってきてしまいました。
博士課程にいる時から市議になり、
文字通り睡眠を削る日々でした。
それ以降もいくつかのビジネスを立ち上げて土日も休まず、
年間の休みは正月3ヶ日と年に一回の短い家族旅行のみ、
あとはひたすら仕事でした。
疲れがたまっても図太いのか心ではなく身体が先に悲鳴を上げるタイプなので
その度に鍼灸に行っては先生に怒られることの繰り返しをしてきました。
今思えば別のやり方があったと思います。
仕事面で考えれば
もちろん人生どこかで極限まで無理をする時期は必要なのかもしれませんが
持続可能にクリエイティブにいるためには休みは必要。
家庭人としての面を考えれば
父親としても夫としてもあまりに無責任な態度だったと思います。
仕事に対して持っている明確なヴィジョンを
家庭においてそれはありませんでした。
つくば市をどういう都市にするかについてははっきりとした考えがあっても
自分の家庭をどういうものにしていくかについて
リーダーシップを発揮する意思はありませんでした。
家では「お客さん」でいて、空いた時間に子どもの顔を見る、といった状況。
と、それはそれは深く反省をしたわけです。
だから、それを改めるきっかけとして育休を過ごしています。
男性の育休が社会にとってどういうメリットをもたらすか、
という部分においては多くの議論がすでにありますが
非常に乱暴なまとめ方をすれば
本質は生活の質(Quality of Life)を高めることにあると考えています。
QOLとワークライフバランスはよくごっちゃになって議論をされますし
もちろんかなり相関の高いものだと思いますが、
ひたすら仕事をしていてもQOLの高い人は間違いなくいます。
ただ、多くの場合バランスが取れることでQOLが高まり、
それは仕事の生産性においても創造性においてもプラスになる。
何より、持続可能になる、ということでしょう。
育児休業を取得する男性が増えることの意味は
男性がそのバランスを取るきっかけをある種自動的に(あるいは強制的に)
手に入れることかな、と感じています。
その結果として子どものことや妻のことを今までとは全く違う視点で捉え
自分の関わり方を変えることにつながる。
また、議員としての立場で考えれば、
政治に関わるものとして不可欠な想像力、
とりわけ弱者への想像力は男性のほうが劣るのではと思っています。
これはもう皮膚感覚レベルなので定量的な説明などはできないのですが
議会での質問などを聞いていて気づきがあるのは
やはり女性議員の発言です。
男性の脳と女性の脳の違いはかなりエビデンスのある分野のようですので
同じことをしようとしなくてもいいのかもしれませんが
そういう想像力は少しでも持っていたいと思っていますし、
これを機に色々と視点が切り替わればと思っています。
といったことで、
今回の育休の政策的アウトプットをどこにするかはあえて今の段階では決めずに
まずあるがままを五感を震わせて感じてみようと思っている育休2週間目の所感です。
はっきり言ってしまうとすでにオロオロでへロヘロでペコペコです。
仕事の1週間分くらいの疲労感が一日でやってくる笑
でも、変化はそれ自体楽しいものですからね。
MTGの時間を私に合わせてくれているごきげんファームや
迷惑を掛けているのにあたたかく理解してくれている(株)コーチ・エィの
すばらしいチームメンバーに心から感謝しながら
今まで味わったことのない動揺や混乱も含めて楽しくやっていきます。
さて、明日の献立を考えるぞ。
(※議員の仕事に育休という制度はなく、
ご相談等は変わらず頂いております。
虐待やDV、あるいは震災復興関連といった緊急性の高い相談も含めて
市役所にも行っていますので何かあればどうぞご遠慮なくご連絡ください。
案件によってその分野を得意とする他の議員にもつなぎます。 )




