Archive for the '日米青年政治指導者交流プログラム' Category
日米青年政治指導者交流プログラムで夕食会。有権者の厳しい目にさらされる州議会議員たち。
Author: igarashi
日米青年政治指導者交流プログラムで来日している
アメリカの若手たちとの夕食会。
丁度都内で仕事だったので参加してきました。
このプログラムでは1年半ほど前に訪米する機会を頂き、
その後訪日団のコーディネートをして
つくばの紹介をしてまわりました。
(こちらに当時の日記がまとまっています。)
今年は青山大人県議が土浦等のコーディネートをするそうです。
来日しているのは同世代の州議会議員が中心です。
堅苦しくなく、お互いの国の政治事情など
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read comments (0)つくばをベンチャーの発信地にする:すごい助っ人がやってきた
Author: igarashi
日米青年政治指導者交流プログラムで
知り合った弁護士さんが、
つくばに来てくれました。
ベンチャーの起業支援をシリコンバレーで
徹底的に行ってきた方です。
僕は日本に帰ったら絶対につくばでがんばってもらおうと
勝手に決めていました(笑)
まずは存在を知ってもらうところからと思って
筑波大学のコーディネータや茨城県の企業支援を行っている
研究支援センターなどを一緒にまわってきました。
何しろ、日本で唯一本場で専門的にベンチャーの資金調達や
ファンド作りを行ってきた方と言っていいでしょう。
つくばのベンチャー企業も、多くが苦労をしています。
資金調達は最大の課題と言えます。
そこに圧倒的な知識と経験で
サポートをしてくれる方がいてくれれば
事業にとってかなりプラスの影響が出てくるでしょう。
僕は、日本のどこよりもつくばが
ベンチャーマインドにあふれる起業家たちが集い
刺激をし合い、エネルギーが生まれていく街になるのに
ふさわしいと思っています。
それが研究学園都市。
そのためには、人材とサポート体制のどちらも必要。
この出会いは、つくばの可能性を
大きく開くものだと確信しています。
僕も、できる形でこのネットワークをつなげていきます。

「つくばでアメリカのリーダーたちを受け入れ」
Author: admin
日米青年政治指導者交流プログラムのメンバーに
民主党代表で選ばれ
今年の1月下旬から2月上旬に訪米したときの記録は
このページでも多く書きました。
このプログラムは、日米の若手政治指導者
(議員や政党職員、政府関係者)が
お互いの国を行き来することで
見識を広め交流の機会を持つためのものです。
そのアメリカ側の訪日団が、4月14日~4月27日の日程で
こちらに来ていました。
東京で1週間過ごした後は、地方でのプログラムとなります。
その最初となる20日~23日まで、
つくばで受け入れのコーディネートをしました。
統一地方選でとてつもない時期でしたが
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「訪米報告会@民主党本部」
Author: admin
日米青年政治指導者交流プログラムの報告会を
民主党で行ってきました。
国際局のみなさんに加えて、他の部署の方も
顔を出してくれました。
僕は米国での中間団体の役割についてや
「市民」になりえない個人について感じたこと等を
話しました。
報告後の感想で、岩國哲人国際局長から
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「キシモトヨリコ・パロアルト市長」
Author: admin
カリフォルニア州のパロ・アルト市長の
キシモトヨリコ市長と会食。
日本で生まれて、
小さい頃に移ってきたそうです。
日系の方も多く政治に関わってきていますが、
おそらく日本生まれの方で市長は
初めてだということです。
市議として立候補して、
市議の互選で選ばれたそうです。
投票のうち、7割近くの得票をしたそうです。
こちらの選挙は看板に名前を大きく書くのが
基本的な形です。
まわりからは、米国人の
だんなさんの名前を使うべきだ、
と言われたそうですが、
ご本人は自分の日本人の名前を使い続けたそうです。
誰を代表するのか。
日本人は決して多くない街で、
それは決して有利になることではないかもしれませんが、
一人でも多くの人に会って
政策を訴えていったそうです。
媚びても、それは通じない。
何が大切なのか。
勇気をもらいました。
実はパロ・アルト市は
僕の両親が昔住んでいた市です。
若き日の鳩山由紀夫民主党幹事長なども一緒だったとか。
何とも不思議な思いがした街で、
すばらしい出会いがありました。

「ウィルソン・ソンシー二・グッドリッチ&ロザティ法律事務所」
Author: admin
ウィルソン・ソンシー二・グッドリッチ&ロザティ法律事務所へ。
この事務所は、シリコンバレーで一番成功していると
言われている法律事務所です。
説明をしてくださったのは、
日本で弁護士として活動した後
この法律事務所で働いているとのことです。
今の仕事としては、
スタートアップをしようとする企業に対して
そのノウハウの世話をする、というもの。
日本で言えば、行政書士や司法書士が扱っている部分です。
しかし、そこにも先進技術への
専門的な知識を持っている方はあまり多くないでしょう。
言ってみれば、新しいビジネスに対して
全体的なサポートをし、
株式上場やM&Aを目指す。
米国では、起業をしたければ、
まず会いに行けるような場所として
法律事務所があるそうです。
やっぱりつながりがある。
投資家と、起業をしたい若者たちをつなぐ。
中間組織としての、弁護士がいる。
つくばでも参考になることが非常に多いお話でした。

「Asian Americans for Community Involvement(ACCI)」
Author: admin
Asian Americans for Community Involvement(ACCI)を訪問。
アメリカで暮らすアジア系アメリカ人の生活全般を
サポートする非営利の組織です。
23年前に設立されたそうです。
特に力を入れているのが精神衛生について。
アジア系アメリカ人社会では、
精神ケアはタブーとされてきたそうです。
移民として生活をし、
言葉も分からず頼る人もなく。
悩みを共有できる人がいなければ
心が病むことは、むしろ当然なことでしょう。
そういった人たちをケアするニーズがある。
刑務所から出所した人や、青少年、短期駐在など。
日本人駐在員の間でも家庭内暴力は深刻な問題になっており
そのシェルターとしての役割も果たしているそうです。
それぞれの環境で、
それぞれの問題を抱える人たちを
サポートする活動。
郡政府からの資金と、建物内に病院などを入れて
賃料によって経営しているそうです。
働いているスタッフの方たちは、
自分が移民として壮絶な苦労をしてきた人もいる。
そんな経験から、自分が少しでもできることをしたいと思った、
という人もいれば、
リーさん自身は裕福な家庭で育ち、ウォール街で働いていたそうです。
それでも、そんな生活に疑問を感じ、
大阪でホームレスを助けている人たちを見て、
転職を決めたそうです。
もちろん、収入は激減しました。
でも、それでもいいのだと。
自分が信じることのために
働いているスタッフの笑顔は本当に輝いています。
組織として110人のスタッフと、
100人のボランティア。
これだけ広範な活動をできるためには、
人が力。
その人が集まってくるのは、
その仕事にやりがいを感じているから。
何ができて、何ができないのか。
考えてみたい。
パブリックから資金をもらい、
それを必要なところに届ける。
そんな中間組織が、たくさんあります。
そこをつなぐ力こそが、
トクビルの言うアメリカの強さかもしれない。

「マリン郡議会視察+都市計画に関するブリーフィング」
Author: admin
バスで移動してマリン郡庁舎へ。
チャールズ・マッグラシャン、マリン郡議会議員の懇談。
郡議会は、市と違いスーパーバイザーという形をとります。
市と違い、シティマネジャーはおかずに、
議員が執行部の機能も果たします。
郡の長にあたる存在もいない。
建物は、フランクロイドライトが
デザインしたものです。
僕はその魅力を十分に理解することはできませんでしたが。
州の計画についても
話を聞きました。
都市計画として、
分散化した機能をコンパクトにするために
街の中心部に呼び戻す。
そのための規制や、工夫を
極めて効果的に行っているようです。
自然を残す地域を意識しながら
中心部の開発もかなり細かくルールを作りながら行っている。
つくばにも参考になるところが多くありました。
ホームページなどで深めて見たいと思います。

「ファイヤーマンズファンド」
Author: admin
ファイヤーマンズファンド
「消防士財団」と訳せると思いますが、
保険を扱う会社です。
9・11で保険業界は、完全に打ちのめされたそうです。
さらにカトリーナによって、大きな災害を受けました。
そんな反省から、リスクの透明性を明確に
打ち出す試みを始めたとのことです。
保険業界は、今まで実はそのリスクの計算を
正確にやってこなかった、と。
ちょっと意外なような気がしますが、
9・11前はそのような実感がなかったわけです。
ただ、そこからがすごい。
災害のリスク管理のシステムを見せてもらいましたが、
あらゆるマネジメント手法を入れて
徹底的にやっています。
一回取り掛かり出すと、
ものすごいエネルギーを生み出す。
この国はそんな力を持っている気がします。

「ジムバッテン上院議員朝食ブリーフィング」
Author: admin
カリフォルニア州の
ジムバッテン上院議員と懇談。
昨日の議会見学の時に
議会のフロアで紹介してくれた議員です。
彼の選挙区は、共和党が圧倒的に強い地域で
共和党の候補者になれば
必ず当選できるそうです。
米国の選挙区割りは、10年ごとに見直されます。
人口構成などで、適正になるように、とされていますが、
現実はゲリマンダーと呼ばれるように、
現職が有利になるように恣意的に組まれることも多いようです。
ゲリマンダーというのは、
サラマンダー(とかげ)のように
選挙区が不自然な形になることです。
例えば、茨城県の衆議院議員の選挙区。
なぜこんないびつな形をしているのか。
偶然かもしれません。
でも、不自然。

「ヴァン・トランカリフォルニア下院議員夕食会」
Author: admin
ヴァン・トラン州下院議員と
松山・サクラメント市姉妹都市委員会主催の夕食会。
松山市とサクラメント市は1981年に姉妹都市となり
それ以降交流を続けているそうです。
ホストのヴァン・トラン州下院議員は
全米で初のベトナム系アメリカ人
として州の議員に選出されたそうです。
そのためベトナム人社会での人気は絶大。
ベトナム系では知らない人はいない、
という人物だそうです。
食事中はやはり大統領選の話題が多くなるのですが
ほとんどの共和党の候補者が
彼のもとに会いに来るそうです。
つまり、ベトナム系アメリカ人(200万人以上いるそうです)
の票に与える影響力が極めて大きく、
彼が支持を表明した候補者を
ベトナム系の有権者は支持するということです。
数日前にマケイン上院議員が会いに来て、
この週末にはジュリアーニ元ニューヨーク市長が
来る予定だと。
で、誰にするの?と聞いてみましたが
もちろんまだ決めてないよ、と楽しそうに笑っていました。

「サクラメント市庁舎+副市長との懇談」
Author: admin
サクラメント市庁舎内見学
Mercedes Azar
Council Operations Manager
サクラメント市は、カリフォルニアの州都であるために
州議会があるのですが、
当然その中で市としての機能も果たしています。
茨城で言えば、県庁が州政府にあたり、
水戸市がサクラメント市にあたると
考えれば分かりやすいと思います。
サクラメント市庁舎は、至る所に市民による
芸術作品があふれていました。
市庁舎を作るときも、芸術と文化を存分に持ち合わせた
建物にする、というコンセプトがあったそうです。
庁舎内の見学後、
ケビン・マッカーシー副市長(サクラメント市議会議員)との懇談。
Kevin McCarty
Vice Mayor
ここでも市議は無党派による選挙で選ばれます。
米タイム誌でサクラメント市は2001年に
「最も統合された市」として選ばれたそうです。
「最も多様的な市」ではないというところが
ポイントなんだと話していました。
様々な民族が、違いを許容しながらも一緒に暮らしている。
問題を抱えながらも、共に生活をしている。
そういった意味で「統合(integrated)」
という言葉が使われたのだと思います。
郡と市との関係では、
市の役割分担はやはりゴミや警察・消防などに
集中しますが、
ある程度の問題では合同委員会をつくり協議もするそうです。
環境問題に関しては、
州が連邦の対策の甘さを批判している話を聞きましたが
さらに市が州の基準より厳しいものを打ち出すこともあるそうです。
実際に、州の排気量基準を上回るルールがあるそうです。
どこまでも分権志向が強いというか、
それぞれの自治体が意思を持っていることを感じます。

「カリフォルニア州上院見学+議場での紹介」
Author: admin
州の上院議会を傍聴。
本会議中に
ジム・バッティン上院議員の好意により
我々の団が来訪していることの歓迎の意を
議場で表明してもらい、
団を紹介してもらいました。
議員たちは立ち上がって拍手をしてくれ、
議場には日の丸も掲げてくれていました。
米国の議会では、このように議長の許可を得た上で
自由に発言する時間が多く与えられているようです。
弔意を示したり、感謝を示したり、
各議員がそれぞれ自分の発言を行い
それらは全て議事録に掲載されます。
議場でそれを行うことを認めるというのはすなわち
議場での発言がそれなりの重み、
あるいは価値を持つことの裏返しでもあります。
また、各議員の机の上には、
全てパソコンが置かれていました。
議案などを紙にしておくと莫大な枚数になってしまうため
それらは電子データとして扱われるとのことです。
さらに、議案と一緒に、
関連する情報も一緒に入られているそうです。
議員はそれらを読みながら、賛成反対を表明します。
(この表明は一人ずつ「賛成」「反対」と
声を出して行うところがまた面白い。)
非常に有意義なシステムだと思います。
つくば市議会でも、定例会前には
書類の束をどんっ、と届けて頂きます。
ペーパーレスというのであれば、
率先垂範で議会が取り組んでもいいのだと思います。
パソコンを使えない議員はどうするんだ、
という意見は出ないそうです。
議員であれば、
時流に合わせたものを使えないことは
それだけで時代に対応できないと判断されてしまう厳しさが
こちらにはあるようです。

「ジム・ゴンザレス・アンド・アソシエーツ社+元造幣局長官昼食ブリーフィング」
Author: admin
ジム・ゴンザレス、
ジム・ゴンザレス・アンド・アソシエーツ社
マネジング・パートナー(1991年ACYPL/JCIE訪日プログラム参加者)
主催の昼食会。
ゲストにはロザリオ・マリン、
カリフォルニア州消費者サービス庁長官が来てくれました。
彼女は、ブッシュ政権で2年間造幣局長に任命され
その間に発行され今も流通している多くのドル紙幣に
名前が印刷されています。
いかにシュワルツェネッガー知事の政策が有効か、
という話をしてくれました。
緊縮財政で、増税はゼロ。
財政再建に目途をつけた、
ということでした。
彼女はスタッフですから当然ですが
カリフォルニアに来て話をしていると
いかにシュワルツェネッガーが人気のある知事か
というのを感じます。
この辺りは、共和党の知事でありながら
極めて民主党的政策を打ち出している戦略の巧みさが
指摘されます。
僕は正直に言えば、
彼が知事選に出馬表明したときは
さすがに負けるだろうと思いました。
それが、いまや実力派知事の一人となっている。
それから数年が経ちますが、
そのまんま東氏が宮崎知事選に
立候補表明をした時は
当選するだろうなと思いました。
有権者が求めているもの、
あるいは時代が求めている候補者、
そういうものは確かにあるのだと思います。

「ジャレッド・ハフマンカリフォルニア州下院議員」
Author: admin
ジャレッド・ハフマン州下院議員との懇談。
Jared huffman assemblymember,sixth district
一期目にして、
環境・毒性物質関係の委員会の
委員長に選ばれるという稀なケース。
彼の実力(政治力?)のなせる技なのでしょう。
事務所には多くの美しい風景の写真が飾ってあり
自身も釣りが好きだということを
強調していました。
多くの人と話していて度々感じているのですが
自分がいかに自然と接した生き方をしているか、
ということは米国では
ある種のステータスに近いものとして
捉えられているように思えます。
「自分の家はビーチの側にあって、
週末にはボートにゆっくり乗るんだ」
「家の側の国立公園(日本とは規模が違う、自然そのもの)で
家族と過ごす時間が最良の時間だ」」
「川下りをしている時間は全てを忘れられる」
などなど。
合理主義・効率主義が闊歩するアメリカの社会構造において
人口の半分くらいがカウンセリングを受けているなどという
数字もあります。
数字の信憑性はともかく、
風邪をひくような感覚で
心の悩みも捉えられている。
そのような中で、自分を解放させる場所・時間を
持っているということは
自分をコントロールする方法論を持っている、
と同じ意味なのかもしれません。

「州下院議長の地球温暖化対策法案についてブリーフィング」
Author: admin
朝食ブリーフィング後、州議会が入っている建物へ移動。
まず、州下院議長の地球温暖化対策法案についての懇談を
議長の政策スタッフから。
キャロル・ベイカー、下院議長室政策担当予算委員会
Carol Baker, Deputy budget Director
ジェニファー・ゲイルハウス、下院議長室政策担当
Jennifer Galehouse, Special Assistant to the speaker
環境政策については、
一般に米国の連邦政府は後ろ向きな姿勢を採っていると
言われています。
京都議定書の枠組みにも参加せず
議定書は死文化したとも批判されています。
それでは、米国全体が環境問題に対して後ろ向きかというと
決してそんなことはありません。
その中でも先進自治体と言われる
カリフォルニア州では
排ガス規制など多くの取り組みがなされています。
今回も下院議長が自ら温暖化対策法案を提出する動きになっています。
政策スタッフの口ぶりから感じられたのは
連邦政府は絶望的だから、我々が引っ張っていく、
という覚悟と自信。
地方が先進的な取り組みを行うことで
国全体の基準を作っていく意思が明確に伝わってきますし
そうやって実際に結果を出しています。
日本は中央が「箸の上げ下ろしまで」指示をする、
と良く言われますが、
地方の意思、あるいは気概と呼べるようなものを
つくばでも発信していきたいと思います。

「コムキャスト(ケーブルネットワーク)政府担当ブリーフィング」
Author: admin
全米最大のケーブルテレビネットワークである
コムキャストの政府担当の方から
朝食時にブリーフィング。
米国は、実際には規制はかなり細かくかかっています。
今までずっとやっていたのに、
新しいシステムの下で
新規参入を可能にしたことにたいして、
対応を迫られている、と。
こちらでは企業の「対政府部門」、
という肩書きが普通にあります。
単に公共セクターを対象としたビジネスを展開する、
という話ではなく
議員を対象にしたロビイングを
積極的に行っているわけです。
日本でも同じことが行われているわけですが、
米国ほど堂々とではないでしょう。
名詞に「ロビイストです」と書いて活動するのは
確かに分かりやすい世界かもしれません。

「一日かけてカリフォルニアへ移動+ブルックス元オクラホマ上院議員」
Author: admin
朝から出発して飛行機を乗り継ぎ、
最後の目的地のカリフォルニア州へ。
移動だけでほぼ一日かかりました。
夕方州都のサクラメント市に着くと、
コーディネータの
コリー・ブラック、ケニヨン・ブラック社社長が迎えてくれました。
彼は2005年ACYPL/JCIE訪日プログラム参加者で、
会社は選挙関係のコンサルタントを中心にやっているそうです。
ゴア副大統領選対のカリフォルニアの責任者をつとめたりと
国政を含めて様々なところで影響力を持っている様子です。
見た目はニコニコしている優しいパパ、という感じですが
話題によって時に眼光鋭くなります。
夕食会には、元オクラホマ州の上院議員が
来てくれました。
今はカリフォルニアでビジネスをしていて、
いずれはこちらで出馬する予定のようです。
そのために資金をためている、とか。
選挙にかかる資金は人それぞれのようですが
州の議員になるためには2000万円から5000万円くらい、
市議で、数百万円なら2000万円、
連邦議会となるとあまりに様々ですが、
億にいくことも珍しくないそうです。
日本では選挙にお金を集めることは
いいイメージは持たれませんが、
米国では何の躊躇もありません。
正しいルートで資金集めをし、それが細かく公開され
粉飾でもすれば一発アウトの中、
かかった資金については誰もがすぐ答えてくれます。
(公表される部分がどこまで実態と同じか、
という部分は断言できない部分もありますが。)
こちらでは、政治に限らず、資金を集めることは
能力の一つ、しかも重要な能力の一つ、
として社会から判断される土壌がある気がします。

「ラニー・ウィルソン邸夕食会」
Author: admin
コーディネータのラニー・ウィルソン主催の夕食会。
海のそばのいわゆる「ゲート社会(gated community)」
の中にありました。
その地区へ入るためには検問を通らなくてはいけません。
彼の友人をはじめ、
日中お世話になったウィルミントンの市長や
弁護士などが集まりました。
ちょっとお金持ち過ぎる。
4階建ての別荘。
聞けば彼の家族がやっていたスーパーが
大手に買収されたために
60億円ほど一気に入ってきたそうです。
ノースカロライナ、
少なくともウィルミントン市の
かなりの部分がこの辺りの人間関係で
決められているような気がします。
素晴らしい夜でしたが、
思うところも色々ありました。
それにしても、コーディネータのラニーは
ものすごいホスピタリティの持ち主です。
気さくで話も面白いし、
かゆい所まで気を利かせに利かせてくれる、という感じ。
場数をこなしていなければ、
そこまで自然に気遣いもできないと感じます。
見習いたいものです。

「ノースカロライナ港湾管理委員会」
Author: admin
昼食をはさんで、ノースカロライナ港湾管理委員会関係者との懇談。
Thomas J.Eager
Chief Exective Officer
www.ncports.com
現在ノースカロライナでは、新しい港を建設中です。
ウィルミントンは元々、
南北戦争の時から南部の拠点として発達してきた港を持っています。
新しい国際港は、2014年くらいの完成を目指しているとのこと。
完成すれば東海岸でもっとも大きな港の一つとなり、
1年に200万のコンテナを扱うそうです。
10億ドルと目される予算の獲得については、
最近は国(連邦)からの補助金は
期待できなくなっているとのこと。
近々州選出の議員と一緒に陳情に行くとのことですが
結果は難しいことはわかっているそうです。
そうなると、民間企業に出資を求めることになります。
ここでも資金調達部隊がフル駆動。

「ビル・サッフォー、ウィルミントン市長との懇談」
Author: admin
ビル・サッフォー、ウィルミントン市長との懇談。
土曜日なのに、我々のために出てきてくれて
自ら市政の仕組みや現状について話してくれました。
市庁舎には劇場がありました。
ちょっと見た感じでは、街中にある劇場に
全くひけを取らないような代物です。
さらに、議場に案内されて驚きました。
ダンスのレッスン中。
会議がない時は、椅子をどかして
ホールとして貸し出しているそうです。合理的な発想。
市議会、7人の議員で構成されています。
選挙のときは政党を示すことは
禁じられていて、個人として立候補します。
市議の任期は4年。2年ずつ3人改選する
日本の参議院のような仕組みです。
そして、4年に一度市長選挙も同時にやる。
同時にやるのですが、市長も市議として活動します。
市議のまとめ役+対外的な公務をするのが市長の仕事。
行政の全般的な運営は、
市長とは別のシティ・マネジャーという
人物によってなされます。
シティ・マネジャーは市議によって任命されます。
市議は選んだ後は基本的な市政運営は、
シティ・マネジャーに任せる。
市議はマネジャーのやることをチェックし
意思に反することをやれば
別の人物に変えることになります。
大概は、不満があれば電話をして解決してしまうそうですが。
少ない議員で一見効果的に機能しているシステムに見えますが
米国の制度が単純に日本には持ってこられないと思う部分は
市が扱うサービス分野の違いです。
日本では市は教育・福祉・建設・環境など、
総合的なサービスを行いますが
米国では(と言っても州によって違ってくるのですが)
市の仕事は、ゴミの回収・道路標識等・警察・消防、
の4つが主なものだそうです。
例えば、福祉サービスは、市の上の「郡」で扱う。
小中高などの教育も「州」で大枠を決めて「郡」で実施、
大学などは「州」など。
そうすると、確かにシティ・マネジャーを
置いて業務をこなすほうが効率的な気はします。
市議会での決定は多数決が基本なのですが、
大きな議案(予算など)については、
7人中6人の賛成が必要だそうです。
基本的には市議たちは良好な協力関係にあるそうです。
簡単に言うと、もめる案件がそれほどないということでしょうか。
途中から、ウィルミントン選出の州の
上院議員の女性も来てくれました。
週末なので、子どもと一緒。
しかもチョコレートを食べさせたとかで
自分の服にもチョコがついてしまっているおチャメさです。
彼女は、看護士の育成などに力を入れており、
看護学部を大学に設置することに成功したとか。
さらには、ウィルミントンへの下水道工事を州から予算を
獲ってきて実現したそうです。
市と地元選出の議員が緊密な関係にあるというのは
どこも同じようです。

「ウィルミントン夕食会」
Author: admin
ウィルミントンというのは
ローリーから車で2時間の場所にある
人口9万人ほどの町です。
ここでコーディネータとなってくれたのは
ノースカロライナ州の運輸局のラニー・ウィルソン氏。
次の州の運輸部門の最高責任者になる可能性が高いそうです。
そんな彼のアレンジで夕食会が開かれました。
ゲストとして来てくれたのは、地区の判事と検事。
判事と検事が一緒に食事を仲良くしていていいものか、
とも思いますが、そこは大人の判断らしいです。
こちらでは、判事も検事も、選挙で選ばれます。
裁判官が選挙運動をするなどというのは
どうにもピンと来ない話ですが。
こちらの政治家がみな少しでも
上のレベル(higher level)の議会に行こうとするのと同じように
判事や検事の世界でも同様な事情があるそうです。
どこまでも上昇志向のある国。
こちらの裁判事情など
かなり興味深い話を聞かせてもらった夜でした。

「ジェム・スター・スタジオ見学」
Author: admin
州都のローリーを離れ、
バスでウィルミントン市へ移動。
まずジェム・スター・スタジオ見学。
米国で3番目に大きい映画・テレビ製作のスタジオで
多くの名作がここで撮られているそうです。
ブルース・リーの息子で
同じく俳優だったブランドン・リーが
発砲事故で亡くなったのは日本でも大きく報道されましたが
現場はこのスタジオだったそうです。
案内してくれた方は
映画製作について非常に熱っぽく話してくれました。
社会では現実に問題が起きている。
それを映像化しようとすれば、
例えば凶悪犯罪などを映像化すれば
批判が起きる。
子どもがレイプされたシーンを番組にした際は
苦情が殺到したとのこと。
それでも、現実に子どものレイプは
アメリカでは日常的に起きてしまっている。
そこから目をそらしても
現実は変わらないと主張していました。
僕は今の段階で明確な答えは持っていませんが
それでも、子どものレイプシーンなどは
映像としては流すべきではないと考えます。
社会にそのような問題が存在することは
センセーショナルに流すことで提起できるかもしれませんが
それによって異常性愛者による犯罪を
抑止できるとは思えない。
番組によって与えるショックばかりが大きくなると感じます。
また、性犯罪者の再犯率の高さは
米国でも深刻な問題になっています。
これについては、やはり現状では
完全に保証ができるまでは刑務所に留めていく以外に
解決策はないように感じます。
少しでも酷い被害を減らすことが
加害者の更生よりも優先されるべきではないか。
そんな意識はこちらにもかなりあるようですが、
今度は刑務所不足という問題が立ちはだかっている。
出口はなかなか見えていないようです。
映画の話からはそれましたが、
彼らの作品に込める想いからは学ぶものがあります。

「タイ・ハレルノースカロライナ下院議員事務所」
Author: admin
議場の見学から案内してくれた
下院のタイ・ハレル議員の事務所で懇談。
今回色々お世話になっている彼は
以前ACYPLのプログラムで訪日し、
それ以来かなり日本に関心を持っているようです。
議場の建物にある彼の部屋は
相当に狭いものでした。
受付兼秘書の部屋と、本人の部屋合わせても
8畳くらいではないでしょうか。
米国での選挙のやり方について
色々教えてもらえました。
ポスターを貼ることは選挙運動の重要な部分だそうですが
地域によってどこでも貼っていいところもあれば
自分の庭にしかダメなところもある。
同一選挙区内で細かく地域毎にルールが違うと
混乱をしそうなものです。
つくばの桜地区でいいものが、
谷田部地区ではダメになる、
といった感じでしょうか。
タイ議員は、まだ一期目。
こちらに来て国会・地方含めてかなりの
議員に会っていますが
その中でも彼はかなり雰囲気のある男です。
ユーモラスで、笑顔を絶やさず、
気配りができ、真剣に語るときは
まっすぐこちらの目を見て話す。
政治家が雰囲気だけでは困りますが、
中身があるから雰囲気も出てくるのだと思います。
自然に周りを元気に明るくできるような空気を
持てるというのは魅力的です。

「ノースカロライナ州の上下院議場見学」
Author: admin
州の上下院議場見学。
議決は全て押しボタン方式で、
誰がどのように投票したかが
議場の画面に写し出されます。
そして、その結果は記録され
選挙のときには一覧表として
有権者の選択の際の情報になります。
議決の重みを考えれば
当然の仕組みでしょう。
つくば市議会にも入れなくてはいけない。
自分が選んだ議員が
どのような投票をしているか。
それを知る権利は当然にしてあります。
笑ってしまったのは、議場の机の上に
キャンディーやらチョコやらを
置いている議員が多かったこと。
議場でお菓子を食べてもマナーが悪い、
という話にはならないようです。

「州議会の昼食懇談会と食事情」
Author: admin
ノースカロライナ州議会の食堂で昼食懇談会。
コーディネータのラフィン・プール州知事法律顧問や
タイ州下院議員ら。
食堂は、自分で好きなものをいくつか選ぶセルフサービス。
留学時代の食堂そっくりで
味もやっぱりそっくり。。油も多い。
で、我々には好きなものを食べてくれ、
というのですが、
彼らが食べているものは野菜ばかり。
何だか釈然としませんが、ヘルシー志向は
あらゆるところで見受けられます。
それが結果につながっているかは別の問題ですが。

「WRAL-TV(地元テレビ局)訪問:スタジオ見学、ニュース生放送見学」
Author: admin
地元の大手テレビ局の見学。
デイビッド・クラブトリーキャスター自らが
局内を案内してくれていました。
作業しているスタッフはネット関連が多い。
インターネットとどうやって折り合いをつけるか、
といったレベルは超えています。
メールで送られてくる写真等を
そのままサイトに載せる。
それがサイトのアクセス向上につながり
結果として番組の視聴率アップにもつながる。
日本でネットと放送の融合、といった言葉が
一時期随分もてはやされましたが
こちらでは、使えるものは何でも使う、
そんな単純な割り切りがあるようにも思えます。
壮大な話を持ち出すまでもなく、
現場で生きているものを現場で生かすために
当然のことをしていく。
もちろん戦略を持った上でのことですが、
そんなフットワークの軽さ、
大上段の議論に拘泥しない合理性も
必要なことかもしれません。

「レッド・ハット本社」
Author: admin
トム・レイボン、
Executive Vice President of Corporate Affairs,
Red Hat, Inc.との懇談
レッドハットというのは、
リナックスを使ってサービスを展開している
世界的なIT企業です。
その本社が、リサーチトライアングルパークの中にある。
リナックスというのは、ウィンドウズに
対抗するオープンソースのソフトです。
彼らの言葉を借りて簡単に言うと、
ウィンドウズは要らない機能をたくさん入れて高く売る、
リナックスは必要なサービスのみで安く売る、
ということになります。
去年日本でも報道されましたが
このレッドハットの急成長に対して
ウィンドウズは他の会社と連携してその囲い込みを図っています。
勝利への自信はあるか、と聞いたところ
絶対にある、と。
自分たちは正しいことをやっているんだという
使命感と自信に満ち溢れていました。
こちらの人間は、
なぜこうもみんなパワーを持っているのか。
一緒に話をしてくれたマイケルさんは
プログラマーの世界ではカリスマ以上の存在のようです。
そんな人間が、堂々と自分たちの正しさを
主張する姿に迷いはない。
少なくとも我々には見せません。
これがこの国のパワーの原点の一つか。
戦っている彼ら。
会社の入り口を入ったところにはいきなり
壁一面の大きさで、
ガンジーの言葉が掲げられています。
First, they ignore you.
(最初、彼らは無視をする)
Then they laugh at you.
(その後、彼らは馬鹿にする)
Then they fight you.
(その後、彼らはつぶしにかかる)
Then you win.
(そして、我々が勝つ)
細かいことは書きませんが、
心情として
応援したくなる会社です。
こんなエネルギーが、社会を動かしていくはず。

「シビタス(シンクタンク)」
Author: admin
John William Pope Civitas Instituteでスタッフと懇談。
Dennis M.English,Jrは
1975年ACYPLベネズエラ訪問プログラム参加者だそうです。
このCivitasという組織は、ノースカロライナ州の
シンクタンクだそうです。
州内にはおよそ15のシンクタンクがあるそうですが
自分たちで「われわれが一番右だ」と話していました。
まず、彼らは何が立法者の興味か、それを調査するそうです。
議会報のようなものを詳細に分析し焦点を当てるそうです。
そして、それに従って政策立案をしていく。
ちなみに、ノースカロライナでは世論調査では
国の調査よりも保守的傾向が出ているとか。
実際に彼らが行った調査を見ても、
確かにイラク戦争などに対する数値は国とは違います。
ただ、州議員は民主党が多い。
この辺りが米国のよくわからないところですが、
簡単に言えば、州や地域ごとに
保守とリベラルの位置づけは変わるということです。
保守色の強い州の民主党は
リベラルな州の共和党よりも
はるかに保守的と言われます。
その意味では、Civitasのような団体が
明確に保守色を打ち出すことも理解できる気がします。
我々が訪ねた2日前に、当選したばかりの州の1年生議員に
ロビイングに行ったそうです。
最初は「君らのような右の人間には会いたくない」と
言われたそうですが、最後には話を聞いてくれたそうです。
そんな風に、営業をしていく。
また、学生や若者への草の根運動の展開も行っているとのこと。
大学生向けに政治のリーダーとなる実践的なプログラムを提供しているそうです。
13週間かけて、コンサルティングや政策についてから、
名詞交換などについても教えるとのこと。
当然インターンシップも含まれます。
どこからきっかけを作るかというと
大学にある共和党の青年クラブからだそうです。
これはどこの大学でもあるとのこと。
日本の大学に、民主党支部や自民党支部が
あるということでしょう。
この辺りに政治の距離感の差が出ています。
大体、州にシンクタンクが15もあることが
日本の感覚では驚きです。
こうやって議員をサポートする仕組みがあれば
議員にとっては大きな力になり得るし
逆に政策を理解できない議員は
淘汰されていくことになるのでしょう。
その中で、政策本位の議会へと少しずつ進んでいく。
米国の議会が日本と比べて政策本位かと言えば
単純な比較はできない部分があります。
ただし、法案を自分で出す限りにおいて
それぞれの政策立案への意識は非常に高いことは間違いありません。
そのような姿勢を地域レベルでサポートしているシンクタンクが
それだけの数あることに
米国の裾野の広さを感じます。
逆に、地域レベルではイデオロギーよりもサービスの質が
市民にとっての関心事になります。
そこで彼らの主張を伝える部分では
相当苦労しているようでもありました。

「NHL観戦!のはずが。。。」
Author: admin
こちらのコーディネータの配慮でNHL(アイスホッケーのプロリーグ)に
連れて行ってもらえることになっていました。
会議が続く今回の日程の中で、唯一といっていい娯楽。
プロスポーツの盛り上がりも見てみたかったので
楽しみにしていました。
しかし。
チケットが手に入らなかった、
ということで中止になってしまいました。
あれ、そういのって普通事前に手配しておくんじゃ。。
などとは思いますが、こういうケースもありでしょう。
アメリカ人は段取りが良いとか悪いとか、
そんなことを言うつもりはありません。
それは個人レベルで違ってくる話ですし
日本と比較しても意味がない。
今回のような交流プログラムに参加していて重要なことは、
予想外の事態があっても、それを受け容れることでしょう。
日本の感覚でどうのこうの言っても、
国が違うのだからしょうがない。
むしろ、その違いを感じることができる機会というのは
多ければ多いほど良い気がします。
それが、自分だけのものさしに固執することから
少し解放されることにつながるはずだから。
自分のものさしは大切ですが、
他のものさしがあることを体感的に知っておくことも大切。
