いがらし立青Web Log

つくば市議会議員いがらし立青(たつお)の活動日記。
 

Archive for the 'まちづくり' Category

以前高さ制限を議会で提案した際から
さまざまにご助言を頂いている
筑波大学の藤井さやか先生の研究室の学生さんたちの
発表会がありました。

地域の住民と一緒になり、
ヒアリングを通じて、
実現可能性も含めた提案がありました。

今回はセンター地区、桜地区、二の宮地区の
3グループに分かれて実施されたのですが
その質の高さと発想の柔軟さに、
はっきり言って恐れ入りました。

ミニトラックを起点にした
地域でのコミュニティビジネスや
20年先のまちづくりを見据えた
多世代共生のコミュニティ形成など
今すぐにでもつくば市の課題に対する
答えの一つになり得るものです。

出席していた市役所のある方が終わった後
「いやー、驚きました。
こんなものは絶対われわれでは考えつかない。
もう市役所の役割は制度等の面から
実施できるようにサポートすることですよね」
とお話ししていました。

そうなんだと思います。
全てを市役所がする必要はない。

現場のニーズを把握している人、
アイディアを持っている人、
実際に汗をかける人、
つくばは人材の宝庫です。

彼らが何か活動をしたい、という際に
その足を引っ張る制度があれば
変えていく。
現在制度上できなければ
新しい制度を作る。

そういったことをすることが
21世紀の行政の役割の一つだと感じます。



img_0718-r.jpg
地区計画のテキスト作りのための
ワークショップに参加しました。

高度地区提案の際に色々とご助言を頂いた
筑波大学の藤井先生がご尽力されて
設定されたワークショップです。
出席依頼を頂き、喜んで参加をしました。

このワークショップ、
ありがちな何となく市民を集めて
何となくきれいにまとめて終わりましょう、
というものではありません。

参加者は、
僕のような学園地区に住んでいる市民が半分、
もう半分はいわゆる大規模地権者です。

今までつくばのまちづくりにおいて
対立しがちだった両者。

従来は、良好な住環境を求め
高さ制限や低密度の住宅地を目指す傾向のある学園地区と
資産価値が下がるという理由でそれに反対する大規模地権者、
という構造がありました。

実際、高度地区の導入については
学園地区からの導入推進の請願が出て
大規模地権者からは導入反対の請願が出ました。

しかし、今回のワークショップに参加して
そういった構造は変化してきていることを感じました。

地権者の方と方向性としてはで同じ向きで
進んでいけるんじゃないかという思いを抱きました。

あれこれまちづくりの理念について議論をしたのですが
地権者の方から「低層住宅地ならアパートと
混在させるんじゃなくて、統一したほうが価値は上がるはず」
といったような言葉が複数の地権者の方から出ていました。

img_0695-r.jpg
資産価値を上げるために
何をするのか、という部分で
共有される部分が出てきているのだと思います。

今後地権者と学園地区住人等で議論をする軸で言えば
「長期的にまちの価値を高める」には何が必要か
ということを一つ据えるといいのかな、と思っています。

「まちの価値なんかどうでもいい」
「自分の土地が高く売れればいい」
という場合はどうにもならないかもしれません。

でも、ご一緒した地権者の方のように
「まちの価値が上がれば土地も高くも売れる」
という方も確実に増えているのだとと思います。

その意識が共有された非常に価値がある
ワークショップになったと思います。

そして、もう一つの価値。
img_0697-r.jpg
藤井先生のような専門家がつなぎ役で動いて下さって
市役所の皆さんも熱心に参加をし
新旧問わず住民が参加して
つくばのまちづくりのヴィジョンを考える、
という「構造」は
つくばが目指す形のそのものだと考えます。

今回のワークショップを元に
まちづくりのテキストが作成されます。
どんなものができるか、それはもちろん楽しみですが
今回をモデルに都市計画に限らず
多くの政策分野で同じような試みが生まれればと思っています。



市議会の最終日。
今議会が任期中は最後ですから、
任期で最後の登壇の日です。

4年間、色々と思うことはありますが、
それは後日また書きたいと思います。

最終日は通常討論が多く行われるのですが
今日はかなり少なかったです。
もう選挙モードのようです。

もちろん僕は言うべきことは言わせてもらいました。
反対討論を行ったものの一つ、下水道の決算認定についてを
下に出しておきます。

要するに、ニーズがないところに下水道を整備しても
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市内のカフェで現在準備中のつくばの朝市、
マーケットについての打合せ。

つくばセンター広場で
市内の安心の食や素材に徹底的にこだわった
農家さんやパン屋さんなどを中心に
青空マーケットを行います。

最初はテスト開催的な位置づけになりますが
7月6日の朝9時から。
つくば駅のペデストリアンデッキか、
中央公園内で行います。

ミーティングに来てくれたのは
ドイツパンでもはや押しも押されぬ
人気パン屋になっている「ベッカライ・ブロートツァイト」、
自然農という、農薬も使わず耕しもしない自然本来の力を活かした野菜を作る
「雑草屋」小松さん、
そして、市内のコーヒー好きはまずほとんどの人が名前を挙げる
コーヒー豆の自家焙煎「コーヒー・ファクトリー」。

この他合わせて約10店舗が出店予定です。

市内の小さくてもがんばっているお店を
もっと知ってもらいたい。
なかなか買いに行きたくても遠くて行けないお店が
一箇所に集まることの意味は大きいと思います。

まとまった食材を、日曜の朝手に入れる。
家族連れなどで、のんびりと朝食も食べられる。
おいしいコーヒーも飲める。

そんな、つくばの新しい日曜の朝の過ごし方を
提案したいと考えています。

もう少し詰める部分がありますが
そこは僕の仕事。

僕はパンも焼けないし、野菜も作れませんが
人をつなぐことならできます。
人が集うような場をセットすることならできます。

楽しみです。



インターン生の定方です。

梅園集会所で行った
井戸端ミーティングに参加しました。

市民の方々からの声を聞くということで、
どのような雰囲気でおこなわれるのか楽しみでした。

思っていた以上に市民の方々も集まっていて、
やっぱり生活していて、
意見を伝えたいと思うことはあるのだな、
と感じるのに加えて、
立青さんの政治家としての魅力が
伝わっているのだなと思いました。

議論も盛り上がっていました。
私は今まで自分の住んでいる地域のことを
あまり考えたことはありませんでしたが、
しっかり考えていて、考えているだけでなく、
それを実際に伝えようとしている
人たちがいることがわかりました。

こういうみなさんがたくさんいて、
そして話し合い、
行政機関に伝えていくことができれば
大きな力になっていくのだと思います。

その市民の方たちの意見を受け止め、
実際の実現レベルまで持っていくのが
政治家の仕事なのだと思いました。

そして身近な存在といして、
意見を聞いてくれるのが市議会議員なのだと思います。
生活しにくいと思っているだけでは
何も変わらないかもしれないけど、
自分で少し行動を起こせば、
助けてくれる人がいるのだということを強く感じました!



ポスティングデー。
配っていると汗ばむ陽気になってきました。
「いつもがんばってるね」とか「ごくろうさま」と声をかけてくださる方が多く
とても励みになります。

その後は、梅園公園でみんなで観梅。
imgp4383_r.jpg
バドミントンをしたり

imgp4388_r.jpg
日本舞踊の「先輩」が赤ちゃんと遊んでくれたり

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これまた「先輩」がかっこいいサッカーの技を見せてくれたり
imgp4399_r.jpg
なんともうららかなひと時になりました。

社会人のみなさんも参加してくださって
チームいがらしのメンバーたちも大いに刺激を受けたようです。
ありがとうございました!



imgp4157_r.jpg
ポスティングデー。
今回も多くの仲間が集まってビラを配ってくれました。

今回はおしゃべりタイムでは、
僕が関東で一番おいしいパン屋さんだと思っている
ベッカライ・ブロートツァイトのパンをお願いしました。

天久保にあるベッカライを経営しているのは、
実は僕の高校のサッカー部の先輩です。
みんながあこがれる優しくカッコいい先輩で、
しかもサッカーも上手かった。

大学卒業後、院に進む道もありながら
ドイツにパンの修行に旅立ち
つくばに帰ってきてお店を開きました。
奥様と二人で本当に素敵なパンを作っています。

いやあ、とにかくおいしいんです。
しっとりと重みがあるドイツパン。クセになる。
こういう人がつくばに帰ってきてくれることは
まちづくりにも大きな力です。

紹介したら10人に10人がおいしかったと言います。
行ったことない方、是非どうぞ!



ポスティングデー。
今回も多くの仲間が集まってビラを配ってくれました。

今回はおしゃべりタイムでは、
僕が関東で一番おいしいパン屋さんだと思っている
ベッカライ・ブロートツァイトのパンをお願いしました。

天久保にあるベッカライを経営しているのは、
実は僕の高校のサッカー部の先輩です。
みんながあこがれる優しくカッコいい先輩で、
しかもサッカーも上手かった。

大学卒業後、院に進む道もありながら
ドイツにパンの修行に旅立ち
つくばに帰ってきてお店を開きました。
奥様と二人で本当に素敵なパンを作っています。

いやあ、とにかくおいしいんです。
しっとりと重みがあるドイツパン。クセになる。
こういう人がつくばに帰ってきてくれることは
まちづくりにも大きな力です。

紹介したら10人に10人がおいしかったと言います。
行ったことない方、是非どうぞ!



僕が所属しているつくば青年会議所の
茨城ブロック主催で「人間力セミナー」が開催。
会場の予約からまたしても筑波学院大にお世話になってしまいました。

講師は、クロフネカンパニーの中村文昭社長。
18歳で単身上京し、
焼き鳥屋のアルバイトから身を起こし
現在は超人気カフェやウェディングプランニングの運営、
北海道での引きこもりの若者による農場経営など
ありとあらゆる挑戦をしている起業家の真髄という感じの人です。

僕は受付にいたので講演はあまり聴けなかったのですが
参加した学生たちはみなとても刺激を受けていたようでした。

・とにかくすぐやる。
・返事はハイかイエス。
・相手の予測を上回る。

といったメッセージはかなり響いたようです。

僕は2部のパネルディスカッションからになりましたが
学院大の500名のホールが一杯で立ち見が多数出るのは
初めて見ました。

地域づくりについてがテーマ。
まちでどういう仕掛けを行っていくのか。
地域の人材をどう地域で活かして行くのか。

「これはTIC(つくばインターンシップコンソーシアム)が
先を行ってるな」などと思ったりしながらも(笑)
エネルギーを随分ともらいました。

講演やセミナーで刺激を受ける、というのはよくあることです。
このエネルギーを上手くマネジメントしながら
行動していくことが重要だ。



「ごきげん☆井戸端ミーティング」を開催しました。

これまで、ご近所さんとの立ち話で
生活の問題点や市政で疑問に思う点などを
お聞きすることが多くありました。

そのうちの多くが、
委員会での発言や担当課との交渉で
改善されたり解決したりしました。

例えば、中学校の総体で
市のテニスコートが借りられない、
といったおかしな事態。

茎崎運動公園はテニスコートが多くあり、
一箇所で大会ができる数少ない場所です。

しかしそのコートを毎週必ず使っている
ごく一部の常連の利用者が
「並んでるんだから使わせろ」
とクレームをつけたことで、
2年前はバラバラの複数の会場で行わなくてならず
試合ごとの移動など大変な問題になりました。

すぐに文教福祉委員会で取り上げて
「大会は年に何度もあることではない。
子供たちのために市の施設を優先することが
どうしてできないのか」と改善を求め、
昨年からは元通り使えるようになりました。


これも、ご近所さんから聞かなければ知らなかったことでした。
こういうことが多くあるので、
だったら最初から井戸端会議のように集まってもらえれば
色々な話を聞かせてもらえそう、という考えで行ったのが
この井戸端ミーティングです。

最初の試みだったのでごくご近所さんのみに集まって頂いて
「教育・子育て」というテーマでお伺いしました。
2時間の予定でしたが、時間が足りないくらい。
実りある会合になりました。

今回は僕の住んでいる梅園で行いましたが
地区の課題もあれば、市全体の話も出ました。

色々な地区で抱えている課題を
お伺いすることも必要だなと改めて感じました。
今後、少しずつ開催していきます。
そのときは是非ご参加ください!



都市建設委員会開催。

先日日記に書いた
台町の区画整理について色々と聞きました。

弁護士との契約内容はどのようなものなのか?
区画整理組合から市への申し入れは公式に行われているのか?
区画整理組合の設立報告書、これまでの事業経過報告書
(設立総会の議事録や報告書、経理報告書)は手に入るのか?

といった辺りです。

市の基本的方向性(公金補助について)はどうなっているのか?
ということについては、
「補助金を出すことを前提に弁護士をつけるわけではない」
と少ししつこく確認しておきました。

これから交渉が始まる段階とのことですので
展開をきちんと見ていきます。



12月議会開会。
今回はおやっと思うほど議案の数は少ないのですが
重要な案件があります。

補正予算の中に、弁護士費用として200万円ほどが計上されています。
これは何かというと、
谷田部の台町地区の組合施行の区画整理事業に関するものです。

バブル期真っ盛りの頃、当時の谷田部町のその地区では
資産価値を上げるために区画整理を行おうとしました。
しかし、通常区画整理事業は開始する前に
99%に近い同意率(住んでいるみなさんの同意している割合)が
必要とされているのに
ここでは80%ほどしかありませんでした。

で、事業はなかなか進まず
バブルの崩壊もあって
現在積もった借金が32億円。

この借金を市が負担するべき、
ということで組合側が裁判の準備をしているので
それに対して弁護士を立てる予算のようです。

何で民間の事業の借金を市が負担する必要があるのか?
通常であればそんな論理は通りません。
組合側としては
当時の谷田部町の行政が積極的に進めたから、
ということだそうです。
だから、10億円ほど市で負担してくれ、と。

概要は以上のような感じです。
どうでしょうか?
バブルで資産を失ったり損を人たちは
全国でたくさんいます。
一部だけを行政で救済するのはどうかな、と感じます。

まずは都市建設委員会で状況を詳しく聞いてみますが
市がこの金額を負担することを前提に
話を進めているようなことがあれば
問題点を明確にしていきます。



もう一つは、景観条例。

これについては、他の委員さんから
「もーいいんじゃねえか」
と言われるほど議論をしました。

主に取り上げたのは、
この条例に違反をした業者に
対する公表制度がないことです。

TX開業以来、つくば市の開発実態はガラリと変わりました。
それまでは新しい開発の際には
地域住民と業者・地主さんらによる話し合いが持たれ
その過程で業者や地主さんはできるだけ要望に応える形で
各地域で妥協されつつ、暗黙のルールが作られてきました。

しかし、現在は建設の説明会等で
「行政指導は無視します」
といったことが平然と言われてしまう状況。
今までの暗黙のルールは過去のものとなってしまいました。

そのために僕も議会の度に様々なルール作りの提案をしていますし、
高度地区も昨年3月の質問から導入が明示されました。

今回も、新しいルール作りをするわけですから
それを実効的なものにしなくてはいけません。

議案として出された条例では
もし市のまちづくりの方針にふさわしくないような
建築物が建てられようとしても
市には何の権限もありません。

「変更してください」、
とお願いをして
それが聞き入れられなければなすすべなし。

僕は、勧告に従わなかった業者名を
市のホームページ等で公表をすることを
求めました。

これは僕が勝手に考えているのではなく
茨城県の景観形成条例や、
各自治体で実際に導入されているものです。

しかし、担当課からは
「上位法である景観法に規定されていないから」
との答弁で、
どこまでいっても平行線でした。

上位法にないから市で基準が
作れないという決まりは何もありません。
僕は国交省にも問い合わせましたが
制限はないとのことでした。

何よりも、自治体が条例により
独自のルール作りをしていくことが
分権時代には当然のごとく求められます。

委員会では、委員のみなさんに
今後の課題として議論してもらうことを確認をしました。
これからも様々なところから取り組んでいきます。



都市建設委員会開催。

まず、市立公園に指定管理者を導入する議案。

県が管理している洞峰公園では
4月から指定管理者として東京のスポーツクラブ主体の運営となり
とりわけテニスコートをめぐってかなりトラブルが起きたことを
指摘しました。

問題点として主に
①地域の人が10年来テニススクールを開催してきたのに
そのスクールがなくなり、利用者がバラバラの場所に散っていった。

②新しい管理者のもと、新しいスクールのプログラムが
利用ピークの時間帯に多く設定され
通常の利用者が使う時間が大幅に減った。
(後ほど利用者の署名や反対でピーク時のスクールは減らされました)

つくば市で一気に15の市立公園の管理を変更する際に
このようなことにならないために
①現状の利用者の利便性を損なわないための方法
②入札に関して、仕様書の段階で
自主事業について利益一辺倒にならないよう
ある程度の制限をかけること

を提案しました。

僕は指定管理者制度そのものには決して反対ではないのですが
地域の事情も現状も何も知らない東京の業者が来て
それまで地域で積み上げられてきたものを
一気に壊してしまうことはあってはならないと感じています。

答弁としては
「自主事業にも市民の利便性や公共性の観点から市と協議する仕組みを作る」
「スクール等については、ピーク時ではなく、空き時間を利用する」
旨がありました。

指定管理者になる業者に制限を掛けることは
民間の創意工夫を駄目にする、という批判もあるかと思いますが
公共施設において創意工夫の名の下に
利益のみが追求されるべきではないと考えます。

地域の中で育ってきたものを活かしながら、
どうやって広げていくか。
指定管理者にはそのような意識で
運営をしてもらいたいと思います。



04 1st, 2007

「千現まつり」

Author: admin

「千現まつり」へ行ってきました。

もともとそんなお祭りが
あったわけではなく
この日記でも何度も書いているように
千現の14階建てのマンション建設計画の撤回を
住民のみなさんでお祝いするものです。

まず、のぼりがズラッと何十本と立てられ、
そのまわりで、
焼きそばを焼いたり、パンを焼いたり、
ワッフルや野菜があったり、、何でも揃っています。
もちろんみんな手作りです。
僕も赤ちゃんを連れて行ったら、
野菜やお菓子など色々頂いてしまいました。 Read the rest of this entry »



つくば市の高度地区が告示されました。
市内の建築物に一定の高さ制限をかけるもので
学園地区の多くの住宅地には18m以上の
ビルやマンションは建てられなくなります。

昨年3月議会で導入を提案して以来、
これまで何度となく働きかけを続けてきました。

つくば市民まちづくりフロントでも
つくば市議会過去最多の8000筆を
超える署名が集まったりしました。
各地域のみなさんの行動力と情熱には
心打たれました。

もちろん、その前から、
専門家の先生方などのお力がありましたし、
色々とご助言を頂きました。
担当課のみなさんの努力もありました。

それが今日告示。
ついに、という思いがあります。

歯止めのない開発が進む中、
つくばの将来に一定の方向性を示すものです。

その辺りのベッドタウンと
一緒にならないための
覚悟を示すものです。

そして、その効果が早くも現れました。

千現の低層住宅地に計画中だった
14階建てのマンションが
計画を断念しました。

説明会の時から住民の声がまったく聞かないまま
駆け込み承知で作ることを譲らなかった計画です。

何しろ、昨年三月に
高度地区導入が表明されてから
土地を購入しているのです。

「行政指導は気にしません」と
はっきり言ってしまうのだから
なかなかなものです。

説明会では、以前日記で書いたように
「あなたが議会でルールを作らないから建てるんだ」
といった開き直りもされたところです。

それが
住民のみなさまの法令を駆使した
圧倒的行動力と情熱の前に、
高度地区の告示前の着工ができなくなりました。
結果として14階建ては違法建築となるため
建築不可能に。

毎日新聞の記事です。
全国的にも珍しいとのこと。

つくばの特に学園地区は、
政治に関心がない、選挙に行かないとよく言われます。
実際に投票率は市内の他地区に比べて半分程度だったりします。

でも、知恵と情熱を結集すると
とんでもない力を発揮することが
今回示されました。

何しろ、法律から条例から、
あらゆるものを調べ上げ合法的かつ組織的に
活動を進められた。

これがまさに僕が選挙の時から訴え続けている
つくばの潜在的な力です。

これがあらゆるところで形になってくれば
つくばは世界でも有数の魅力的なまちになる。
大げさではなく、僕はそう信じています。

だから、やり甲斐があるんです。

ご参考までに、
この計画の最初の説明会があった
去年の10月9日の日記を載せておきます。

——
各地で起きているマンション開発に関連して
事業者による説明会が開かれています。
今日は千現の方からご連絡があり、
竹園公民館に行ってきました。

この事業主は、市内では他に二の宮などでも
高層マンションを計画していて
住民の方と全く話し合いが出来ない状況になっています。
千現では、せまい敷地に何と14階建てが計画されています。

つくば市が高度地区を導入することを表明し、
来年4月から施行されることになっていることを知っているか
僕が確認したところ
そのような事情を全て把握した上での計画だとのことです。
もちろん、来年4月以降はその基準を超えるため、
建築は不可能になる物件です。
その前に建てようと、既存不適格という

周囲の環境や地域の住民のことを
全く考慮せず利益のみを追求する企業なのか、
と住民の方から企業理念を問う声が出ましたが、
つくばはマンションが売れているからうんぬん、
という答えしかなく、理念については最後まで言えないまま。

つくばで開発を進めているのは、
残念ながらそんな会社ばかりです。

そして、先方は質問に答えられない怒りを僕に向けてきました。
「いがらしさんは地域の方じゃないですよね?議員ですよね?」
と逆に聞いてきました。
で、「この地区にそういう建物が建てられる法律を
議員が変えなかったからいけないんじゃないですか」と。

もはや呆れてしまいましたが、
「私は議員になってからずっとこの問題には取り組んでいる。
3月に高度地区も提案した。
市が問題を認め、その解決策をせっかく提示しているのに
駆け込み的に建設するのは、われわれへの挑戦であり、
つくば市民への挑戦だ。
そんな会社はつくばには来て欲しくない」
と答えておきました。

付け加えれば、
つくばでこれまで規制する法がなくても
このような問題は発生してきませんでした。
つくばに入ってくる開発業者には
規制の合間を縫ってすれすれで地域を無視して作ろう、
などという品のない会社が存在しなかったからです。
地域住民と話し合いをしながら、
落としどころを見つけてきました。

それが、つくばエクスプレス開業で、変わりました。
東京から、聞いたことがないような業者が
開発を進めています。無秩序と言って差し支えありません。

つくばの特徴を踏まえたうえで、
良質なものを提供しようとしている業者は、
数えるほどしかない。

こういう業者には、
社会的責任などを問うても、全く無駄です。
僕は一回別の説明会に出たときに、そのことに気づきました。

だからこそ、このページで繰り返し書いているように
ルール作りの必要性を感じています。
議会でもそのための提案をしてきました。

そして、ルール作りのために具体的活動をする団体を
もうすぐ立ち上げることができます。
つくばのまちづくりの方向性と具体策を示すために
この団体が果たす意義は大きいと信じています。

がんばろう。



茨城県景観形成条例と市での審査
この条例は景観に配慮したまちづくりを進めるために
定められたもので、
本来はまちづくりに非常に重要な意味を持ちます。

基本的には市が委託を受けて審査をするのですが
例えば基本的準拠事項のチェック欄に
「地域の特性を尊重し、周辺の景観との調和に配慮している。」
というものがあります。

これを業者が自分でチェックをつけ、
それを市で確認することになります。

しかし、現状では色彩以外は数値的基準がないため、
実質的的なチェックは行われません。

しかし、仮に低層住宅地に
15階建てなどが計画された場合であれば
それが「地域の特性を尊重している」
と判断することへの合理性は極めて少ない。

そのような場合、
市としてどのような対応をするかについては
「指導・勧告」する、
という答弁がありました。

今までのように、実質的に何もせずに
ハンコを押してしまうことはなくなる、
ということです。

実際にはザル法となってしまっている形成条例ですが
行政のリソースとして積極的に運用していく姿勢を見せること、
あるいは積極的な解釈で意思を示すことが
始まっていい時期です。

これは、アメリカで強烈に感じたことですが、
自治体は与えられた条件の中で、
どこまで自らを差別化するということに
大変な情熱を持ち労力を費やしていました。

そうやって一つ一つ行っていくことが
まちの力になり、地方の力になってくるはずです。

今後は現在準備中の市独自の景観条例と合わせて
議論をしていこうと思います。



都市建設委員会開催。

大きな議案としては、
昨年12月議会に提出されていた
「携帯電話鉄塔を含む中高層建設物等の建築に係る
住環境の保全に関する指導要綱
又は条例の早期整備を要望する請願」
という名前の請願の審査です。

現在つくば市には携帯電話の基地局(アンテナ)をはじめ、
立体駐車場などの工作物等に関する公的手続きに、
建築主の近隣住民への説明義務がありません。

そのため各地で様々な紛争が起きても、
行政には介入する手立てがありません。

そのため、
そのような手続きの整備をする必要がある、
という請願です。

至極まっとう。

僕は12月議会でも基地局の問題を取り上げましたが、
それに限らずまちづくりにおいて
とにかくルール作りが必要なことは明白です。
高度地区も、昨年3月議会での質問して以来ずっと
議論をしていますが、
1年経って告示は間近です。

担当課でも準備をしている、
との発言もあり
問題なく採択になると思ったのですが
そうはいきません。

「携帯がないと生活に困る」
「筑波山周辺は遭難者のために必要」
といった意見が出ました。

①個別の携帯基地局の話をしているのではなく、
これは「協議の場」を作ることを
求める請願であること、

②基地局について言及するとすれば
景観計画の中で地域を指定して(筑波山麓地区など)
カモフラージュ等様々な手法により
景観に配慮した形での設置が求められることになる、

旨を説明して、議論を戻せました。

で、結果は趣旨採択。
趣旨採択と採択はつまりどう違うんですか?
と聞いたら
同じだよ、とのことです。

これ以上やると
継続審査の雰囲気もあったので、
趣旨採択でまとめることには賛成しました。

都市建設委員となって初めての委員会ですが、
結構発言のある雰囲気ですし、
委員長も発言の許可をしてくれます。
これは逆にやりやすい。
実質的な議論ができればと思います。



工事はあっという間に上手くいきました。

今後の課題は
①耐久性
②雨のときの排水
の主に2点です。しばらく様子を見て
どちらもクリアできそうであれば各地に広げていこうと思います。
肝心の予算は、一箇所につき材料2.5袋=5,000円。
業者さんに頼む8分の1でできてしまいます。
きっと、こういう工事は好きなお父さんたちがたくさんいると思います。
さらに、子どもたちにでもできる部分なんかもありそうです。

自分たちの街を、自分たちの手で良くしていく。
行政に求めるだけではなくて、
自分たちでできることはどんどんやる。

「つくばスタイル」という言葉が
独り歩きしている感がありますが、
どうも「スローライフと」同義語になってしまっている気がします。

つくばの魅力は、ゆっくり里山でお茶をしたり、
おしゃれなカフェでくつろぐことだけなのか。

それはもちろんすばらしい魅力ですが、
僕はそれだけではないと思っています。

もっと人間味あふれる街にしたい。
もっと人の顔が見える街にしたい。
もっと人がつながっている街にしたい。
もっとみんなが愛してやまない街にしたい。

ちょっとくらいの泥臭さがあってもいいんです。
スマートさばかりがつくばでスタイルではありません。

この事業は、段差の解消はもちろんですが、
街に愛着を持つきっかけを作る試みでもあり、
失われかけたコミュニティを
もう一度復活させる試みでもあります。

どこまでいけるか、ワクワクします。
興味のある方、是非ご連絡ください!



imgp1778_r.jpg
丁度自転車で通ったお母さんに
最初の通行実験をしてもらいました。

非常に快適、あるとないでは全然違う、とのこと。
やった。



imgp1777_r.jpg
完成!

写真で一目瞭然。
段差が見事に解消されてしまいました!

ここまでかかった時間たったの20分弱。



imgp1771_r.jpg
あっという間にこんなに固まりました。

雨が降ったときの排水のために、
角のほうを丸くするのがポイント。



imgp1769_r.jpg ならしたら、その上から平らにするために叩きます。
この棒のような道具が結構重い。
シャベルの裏でも大丈夫だよ、と言っていました。

叩いていくと、常温で固まっていく素材だそうです。



imgp1765_r.jpg 流した粉を、トンボでならします。これも、まんべんなく。



imgp1763_r.jpg
次に、材料を袋から空けて段差に流します。
粉状なので、ちょっとくらい失敗しても他に広がることはありません。



imgp1761_r.jpg
まずは、材料をつきやすくするために油を塗ります。
まんべんなくやる必要がありますが、簡単な作業。



imgp1750_r.jpg
以前から解消したいと思っていた
市内各地の段差。

自転車のパンクの原因、
車椅子で上がれない、
ベビーカーも一苦労、
そんなつくばのバリアフルの象徴な段差。

本格的に道路工事になってしまうと
とてつもない金額がかかってしまうため
以前から道路課の方にはお願いして、
安く解消する方法はないか試してもらっていました。

最初は、段差を平らに削る作業をしてもらいました。
それなりに上手くいきましたが、
かかった費用は一箇所4万円。
例えば十字路の段差全部解消するととしたら32万円かかってしまいます。

そこで、前回道路課に行った際に
材料だけ提供してもらって
住民でできるような工事はないか、と相談しました。

それじゃあやってみましょう、
ということで今日実験として
業者の方と一緒に来てくれました。

僕は、町内の頼れる自警団長さんに声を掛けて
一緒に来てもらいました。

さて、どうなったか。(つづく)



02 17th, 2007

竹園2丁目新築マンションの説明会へ。

この地区は高度地区の絶対高さ制限はかからないために
これまでの駆け込みの説明会とは
ちょっと状況が違います。

現在3階建ての寮を壊して、7階建て。
地域住民の方と、どこまで合意を求めるかで
業者の質が分かるといえるでしょう。

解体工事でのアスベストで
かなり多くの意見が出ました。
同様に、通学路の安全確保のために
工事時間等を含めた工事協定書は
確実に結んでもらうことにしました。

この協定書は、つくばの他の地区で
すでに立派なものが作られています。

ゼロから動くことに比べれば
確かにノウハウが蓄積されてきました。
つくばにふさわしい開発をしてもらうため
住民の知恵は確実に増しています。