This entry was posted on 日曜日, 10月 11th, 2009 at 19:51:28 and is filed under 文化のまち. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.
第4回つくば薪踊り@10月12日:今年も文化芸術の新しい舞台が生まれます
(リハーサル風景)
10月12日(月)に行われる
市民参加型薪踊りのプレセッションである
シンポジウムにパネリストとして参加。
踊りを習ったことがない市民を公募し、
半年のお稽古を経て舞台で演じる
『薪踊り』も今回で4回目を迎えました。
僕は副実行委員長をしています。
今回のシンポジウムは
その薪踊りの意義を改めて考えよう、
という趣旨で開催されました。
日本舞踊評論の第一人者の中野さん
メインスポンサーの関東つくば銀行のみなさま、
中国国家一級俳優の黄実さんなどをお招きして
議論をしました。
僕は、薪踊りが目指すところは、
3つあると考えています。
一つ目は、
日本舞踊の敷居を下げること。
誰でも参加できる、
距離の近い伝統文化芸能でなくてはいけない。
歴史にあぐらをかいて
すました顔をしていたら
日本舞踊人口はどんどん減ってきてしまいました。
それでは守れないし、
まして新しい文化を生み出すことなどできない。
二つ目は、
自分を取り戻すということ。
薪踊りには、心を病んだ方や
体が自由に動かない方なども
多く参加しています。
でも、誰もが表現者となり
舞台で役を演じ、踊る。
その過程で今までの自分と向き合い
新しい自分に気づくことがあります。
そもそも「道」というのは
がんじがらめのルール(不自由さ)を
前提としています。
その不自由さの中にある
自由を見つける行為は
心を病んでいるとか、体が動かないとか
そんな話ばかりではありません。
元気だろうと、ピンピンしてようと
踊りでは不自由さを味わうわけです。
そして、そこに新しい気づきがある。
三つ目は、
新しい文化芸術の創造運動だということ。
薪踊りの参加者は
上はおじいさん、おばあさんの世代から
下はまだ幼稚園に入る前の子どもまでいます。
そういった人が50名ほども
一堂に会してお稽古する姿は壮観です。
そこで、新しい出会いが生まれ
インスピレーションが生まれ
表現が生まれます。
多世代交流などと肩肘はらなくとも
自然な形で会話がなされます。
お稽古中は老いも若きも
初生の赤子として参加をしますが
その合間合間で仕事の話や将来の話、
そんなものに相談に乗ってもらったりすることも出てくる。
そして、お稽古の場では
多世代交流が自然と行われています。
今まで知らなかった人たちと
ここで出会い
一緒に踊る。
様々な意義があると考えています。
心を一つにする、というのは
月並みな表現ですが
自分のことだけ考えていれば
当然踊りは踊れません。
だから、
つくば薪踊りの目指すところは
コミュニティの再生であり、
新しい文化芸術の創造なのです。
12日、桜体育館(桜庁舎隣)で15時開演です。
みなさまのご来場をお待ちしています!